中国とアフリカの農産品貿易は人々に実利をもたらす=外交部

2022-08-16 19:18:14  CRI

 外交部の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、中国とアフリカの農産品貿易の状況について説明しました。

 汪報道官は「中国政府はアフリカとの農業協力の強化を重視し、アフリカからの農産品輸入を積極的に推進している。双方の努力の下、農産品貿易が確実に発展し、中国とアフリカの人々により多くの実利をもたらすことを確信している」と期待を示しました。

 報道によると、さきごろ実現したケニアの新鮮なアボカドの中国への輸出は、大きな反響を得ました。アフリカ側は、より多くの農産物の中国市場への進出を期待しています。

 汪報道官はこの状況について、「2018年に『中国・アフリカ協力フォーラム』(FOCAC)北京サミットが開催されてから、ケニア、南アフリカ、ベナン、エジプトなどアフリカ14カ国の25種類の農産品の中国への輸出が実現した。近年のアフリカの対中農産品輸出の年平均伸び率は11.4%に達しており、現在、中国はアフリカにとって二番目に大きな農産品輸出先となっている。2021年には、アフリカから中国への農産物輸出額は前年比18.2%増加した。また、昨年11月に行われた『中国・アフリカ協力フォーラム』第8回閣僚級会議で、中国側はアフリカの農産物の中国への輸出の優先通路となる『グリーンチャネル』を発表した。さらに、中国税関総署は、実用的な貿易利便措置により、アフリカ諸国の農産物の中国市場参入申請を優先的に処理するほか、関連のプロセス、審査、登録などの手続きを加速させている」と説明しました。(非、MN)

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