外交部、「実際の行働でアフガニスタン国民の傷を癒すように」米国に求める

2022-08-12 20:53:57  CRI

 最近になり、経済学者や周辺領域の学者70人以上がバイデン米大統領とイエレン米財務長官に対して、米国が凍結してきたアフガニスタン中央銀行の外資資産の全てをアフガニスタン政府に返還するよう求める書簡を提出したと報じられました。バイデン大統領が、凍結してきた資産約70億ドルを2分割して、半額だけをアフガニスタン政府に返却すると決定したことに対する抗議です。

 外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で同件について、「中国は米国に対して、誠実に反省して過ちを認め、実際の行動でアフガニスタン国民の傷を癒やし、世界に対して責任ある説明をするよう促す」と述べました。

 汪報道官は「米国のアフガニスタンに対する20年近くにわたる『強制改造』は、アフガニスタン国民を貧困と動揺から逃れられなくしただけでなく、逆にアフガニスタン国民の生存と国家の発展の危機を追加した。このことは、『アメリカン・デモクラシー』が世界を乱すもう一つの反面教材になった」と述べ、さらに「米軍はアフガニスタンを離れたが、米国がアフガニスタンで犯した罪は続いている。米国が残したアフガニスタンの傷が残る限り、アフガニスタン国民の苦難は終わらない」と述べました。(ヒガシ、鈴木)

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