北京
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卓球の国際大会、ワールドテーブルテニス(WTT)コンテンダーチュニス大会は6日、チュニジアのチュニスで複数種目の決勝が行われ、中国の張瑞が女子シングルスと女子ダブルスの2冠を達成しました。
張は女子シングルスの決勝で日本の張本美和と対戦。不利なスタートを切り、第1ゲームを失うも、その後、11-9、11-8、11-8で3ゲームを連取。第5、第6ゲームは張本がリードされながらも奪い返してゲームカウント3-3のタイとしました。最終第7ゲームは張が13-11で制し、ゲームカウント4-3で張本を下し、女子シングルスのチャンピオンとなりました。
張は、女子ダブルスの決勝では蒯曼とのコンビで、チームメートの何卓佳/石洵瑶ペアと対戦。第1ゲームを先取されたものの、3ゲームを連続して奪い、ゲームカウント3-1で逆転勝利。女子ダブルスの優勝を手にしました。
今年25歳の張はこれまで、中国の主力選手の練習相手を務め、伊藤美誠をはじめ多くの日本選手の戦い方を研究。今大会の準々決勝では平野美宇、準決勝では長崎美柚を相次いで破りました。(ZHL、柳川)