水上総合応急救援指揮船「中国応急荊州1」、順調に進水

2022-08-08 11:50:42  CRI

 同方江新造船有限公司の建造による国家緊急管理システムの初の長江水上総合応急救援指揮船「中国応急荊州1」がこのほど、順調に進水しました。これは国家応急管理部が湖北省、江西省、湖南省など5つの省と市で建造した水上応急救援シリーズ船のうち、進水した初の応急救援指揮船となります。

 

 「中国応急荊州1」は全長46.5メートル、型幅10.5メートル、型深さは3.5メートルで、総合応急救援機能を完備した高基準設計・建造の救援指揮船です。同船はエンジンとオール、かじがそれぞれ2つずつあります。また、尖った船首を採用し、優れた操縦性と測位機能を持ち、航行速度は時速28キロ、航続力は1000キロ、補給せずに活動できる日数は6日間となっています。同船は内陸河川B級航行エリアの船舶で、長江の湖北区間および各支流と湖沼の4級以上の航路を航行できるとのことです。

  「中国応急荊州1」は引き渡された後、主に長江の湖北区間の洪水防止調査、測量、調査、緊急救助指揮、水中探査、捜索、水上消防救助、人員救助、緊急医療救護などの任務に用いられ、水上緊急突発事件を処置し、水上総合救援応急指揮能力を強化する「利器」になるとみられています。(雲、野谷)

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