米国が「責任ある」と口にすることに違和感=外交部報道官

2022-08-05 20:06:01  CRI

 米政府は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の発射実験の延期を発表しました。米国側は、「これは中国との緊張の高まりを避けるための措置であり、米国は責任ある態度を示し、情勢を読み誤るリスクを減らしたい」としているとのことです。これに対し、外交部の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で、「『責任ある』という言葉を米国が口にするのは、非常に違和感がある」と述べました。 

 華報道官は、「米国が本当に責任を負うつもりならば、ペロシ氏の台湾訪問という深刻な挑発行為を早くに止めるべきだった。アジア太平洋地域と中国の玄関口に配備された多くの軍用機と軍艦を撤退させるべきだったのだ。米側が本当に責任を負うのであれば、いかなる理由と口実による中国への内政干渉も直ちにやめ、『一つの中国』の政策を食い荒らし、形骸化させることを直ちにやめ、台湾への武器売却を直ちにやめなければならない」と強調しました。(ZHL、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集