王毅外交部長、米国は台湾問題で信義に背く

　王毅国務委員兼外交部長は現地時間2日、上海協力機構（SCO）外相会議に出席し、中央アジアを訪問した後、記者団の取材に応じ、台湾問題について中国側の厳正な立場を明らかにしました。

　王外交部長は、「『一つの中国』の原則は国際社会の普遍的な共通認識であり、中国と各国との交流の政治的基礎であり、中国の核心的利益における核心であり、越えてはならないレッドラインかつ一線である。米国の一部の人は台湾問題において絶えず中国の主権に挑戦し、一つの中国政策を空洞化させ、さらには意図的に台湾海峡で事件を起こしている。中国人民はこれを決して受け入れない。国際社会もこのようないわれのない挑発を鼻であしらっている」と示しました。

　王外交部長は、「今回の訪問中、各国の指導者は会見と会談で、いずれも『一つの中国』の政策を断固として掲げることを明確に表明している。いずれも台湾は中国の領土の不可分の一部であると考え、外部勢力が台湾問題で中国の内政に干渉することに反対した。これは、『一つの中国』の原則が人心の向かうところであり、大勢の赴くところであることを改めて示している」と述べました。

　王外交部長はまた、「米国側は台湾問題で信義に背いているが、米国の国家的信用をさらに破綻させるだけである」と強調しました。（張、星）