豪華観光専用列車の旅、14日間で新疆を満喫

2022-08-01 16:41:25  CRI

 最近、中国新疆のウルムチ駅を起点とし、14日間で新疆の南北すべての有名な観光地を回る豪華観光専用列車「新オリエント急行・シルクロード天山号」が国内で人気を集めています。

 

「新オリエント急行・シルクロード天山号」観光専用列車

 観光客は、昼間は列車から降りて観光し、夜は寝台列車に泊まります。停車するすべての駅が観光地からそれほど離れておらず、従来の移動手段よりも多くの観光地を楽しむことができます。

 14日間の日程には、天山、天池、カカオ托海、カナス景勝地、ナラティ草原、サリム湖、キジル石窟、カシュガル古城、カレーズ、交河故城など、新疆の有名な観光スポットがすべて含まれています。

 

五彩灘の風景

キジル石窟の風景

 列車は「新オリエント急行」のブルー・ダイヤモンド車両、「シルクロード天山号」の専用車両、食堂車、バー、2階建て二等寝台車両の混合で編成されており、価格帯は12万元から5万元(約39万円から98万円)です。その内、ブルー・ダイヤモンド車両のコンパートメントには超広幅の寝台が備えられており、車両の両端には洋式トイレや共用のシャワーブースなどが設けられています。「シルクロード天山号」の専用車両は、小さな会議室を備えた定員10人の車両で、車内は共用または独立したシャワールーム、トイレが備え付けられた多目的観光車両です。

ブルー・ダイヤモンド車両の様子

 バー車両にはハイビジョンテレビ、ピアノ、AV設備も完備しており、観光客はここで映画やカラオケなどを楽しめます。新疆鉄道では今年の夏休みに40本の観光専用列車を運行する計画です。(雲、坂下)

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