北京
PM2.577
23/19
工業情報化部の関係責任者が国務院報道弁公室で19日に行われた記者会見で、中国のデジタル経済はここ数年にわたり世界第2位を保ち続けており、経済成長に対する牽引(けんいん)作用は絶えず強まっていると説明しました。
説明によると、具体的にはまず、デジタル産業の規模が拡大しつづけています。今年(2022年)上半期(1~6月期)にはオンラインショッピングやオンライン教育、遠隔医療などの「非接触経済」が全面的に成長しました。1~6月の累計で、電子情報関連製造業やソフトウェア産業、通信業とインターネット産業の収入総額が計10兆元を突破するなど、安定して成長する状況が顕著です。
もう一つは、産業デジタル化のモデルチェンジが加速し、グレードアップが進んでいることです。工業情報化部は次世代情報技術と製造業を融合させることに注力しています。スマート製造工程の導入は、製造業の90%以上をカバーし、経済統計作成時の対象とされる「一定規模以上企業」における重要プロセスのデジタル化率は55.7%、研究開発されたデジタルツールの普及率は75.1%に達し、従来型産業のデジタル化モデルチェンジの一層の加速が実現されたとのことです。(閣、鈴木)