王外交部長、EU外務・安全保障政策上級代表と会談

2022-07-08 17:06:17  CRI

 王毅国務委員兼外交部長は7日、主要20カ国・地域(G20)外相会合の開催期間中にバリ島で、ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表と会談を行いました。

 

 ボレル上級代表は、「EUは現在のロシアとウクライナの紛争による深刻なマイナスの影響を深く懸念しており、できるだけ早く戦争を止め、さらなる危機を招くのを防ぐよう呼び掛けている。中国側が平和実現のために重要な役割を果たすことを希望すると同時に、各当事者は紛争が生じた根源を深く考え、根本的な解決方法を見つけるべきである」と指摘しました。

 これを受けて、王外交部長は「厳しく複雑な挑戦に直面している中、中国とEUは真の多国間主義を守るべきである。中国側はEUと共に国連を核心とする国際システムと国際法を基礎とする国際秩序を守っていく」と述べました。

 ウクライナ問題について、王外交部長は「われわれは引き続き客観的で公正な立場を堅持し、建設的な役割を果たしていく。中国側はEUが戦略的自主を堅持することを支持し、EUがより積極的かつ能動的に協調の役割を果たし、現実的で実行可能な方案を提出することを望んでいる」と表明しました。(雲、野谷)

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