上海空港の貨物輸送量は持続的に回復 主要航空物流企業の貨物輸送量は8割に

2022-06-06 11:43:53  CRI

 上海では、正常な生産生活秩序の全面的な回復に伴い、空港の貨物輸送量は持続的に回復し、主な航空物流企業の貨物輸送量はすでに普段の8割に戻っています。

 うち、中国東方航空の物流会社の1日の平均貨物取扱量は上海浦東国際空港の約半分を占めており、自社のほか、複数の外国の航空会社に貨物輸送関連サービスを提供しています。5月27日から6月3日まで、同社は上海を出入りする貨物便754便を運航し、輸送貨物は合計で1万6924トンでした。また、貨物便1054便の出入りを確保し、貨物取扱量は合計で3万3001トンで、前月同期と比べてそれぞれ127.6%、81.6%増加しました。その中で、同社の6月2日の貨物取扱量は4779トンに達し、3月の1日の平均貨物取扱量の82%に回復しました。

 上海空港の貨物輸送量は持続的に回復

 また、輸出入貨物の品目を見ると、同社の貨物機が輸送した輸出貨物はノートパソコン、携帯電話などの電子製品、生産類物資設備、防疫類物資、服装、自動車部品を主とし、輸入貨物は電子設備、生産類物資設備、生鮮食品を主としています。

 一方、中国南方航空は6月2日から上海浦東・シカゴの貨物便を回復させ、これにより同社の上海浦東空港を始発とする国際線貨物便はすべて回復したことになります。なお、6月末までに同社は上海の空港における貨物機を7機に増やすとしています。(閣、野谷)

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