中国の人権事業発展における五つの「終始一貫」=王毅外交部長

2022-05-24 13:10:53  CRI

 王毅国務委員兼外交部長は23日、中国を訪問中のバチェレ国連人権高等弁務官と広州市内で会談し、中国は人権事業の発展において五つの点を終始一貫してきたと強調し、次のように述べました。  

 一つ目は、終始、生存権の保障を最優先してきたことだ。中国は世界の9%に満たない土地で世界の5分の1の人口を養っているだけでなく、世界最大規模の社会保障制度や全民医療保障システムを構築している。新型コロナウイルス感染症の発生以来、人民の生命の安全と健康を最大限守ってきた。 

 二つ目は、終始、発展権の向上を優先事項にしてきたことだ。中国は絶対的貧困の問題を歴史的に解決し、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における貧困削減目標を10年前倒しで達成し、14億余りの中国人民が全体として小康社会(いくらかゆとりのある社会)に入ったことは一里塚的意義を持つ。われわれはすでに二つ目の百年奮闘目標の実現に向けた新たな征途につき、共同富裕に向けてまい進し、発展の道において一人も置き去りにしないことを確保している。 

 三つ目は、終始、公民の合法的権益の保障を基本任務にしてきたことだ。中国は「全過程人民民主」を絶えず発展させ、「過程民主」と「成果民主」、「程序民主」と「実質民主」、「直接民主」と「間接民主」、「選挙民主」と「協商民主」を結合させてきた。 

 四つ目は、終始、少数民族など特定集団の権利保護を重要な内容としてきたことだ。中央の支持や他の地方からの支援などを通じて、少数民族地域の共同発展と繁栄を助け、各民族の民衆が国家事務を平等に管理する権利を法に則り保障している。 

 五つ目は、終始、人民の安全保護を長期目標にしてきたことだ。中国は「平安中国」建設に尽力し、民衆の「安全感」は近年、98%超が続いている。(閣、柳川) 

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