世界初の知能型無人システム母船 広州で進水

2022-05-19 14:28:36  CRI

 世界初の知能型無人システム母船である「珠海雲」の進水式が18日に広州で行われました。

 「珠海雲」はリモートコントロールと自律航行機能を備えた世界初の科学研究船で、海上航行試験を経て、今年末に引き渡される予定です。全長88.5メートル、幅14メートル、排水量は約2000トン、最大速度は18ノットとなっています。広い甲板を持っていることから、空・海・潜水用無人システム機器を数多く搭載することができ、特定のターゲットに対し三次元観測を実現できます。

 開発者によりますと、この母船の利用は、今後、従来の海洋観測モードを変え、リアルタイムの三次元海洋観測データを取得し、海洋観測の効率とレベルを高める上で大きな意味を持つとともに、海洋科学技術のハイレベル人材の育成と海洋科学技術イノベーションの能力をさらに高めることになります。(ミン・イヒョウ、CK)

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