北京
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中国東部、山東省済寧市在住の1990年代生まれの若い男性、梁開宇さんが自分の義足を改良する動画がこのほど、インターネット上で話題になっています。梁さんはネットユーザーからリアル「アイアンマン」と呼ばれています。
クールで格好いいLEDライト付きの義足をつけた梁さん
工業設備の研究開発と製造に携わっていた梁さんは2020年1月の爆発事故で負傷し、左足の切断手術を余儀なくされました。
市販されている義足の性能に満足できなくなった梁さんは、ライトやサスペンションを改良し、充電ポートを取り付けるなど、義足のデザインに着手しました。梁さんにとって義足は、走行するためだけの道具ではなく、格好良くなければなりません。「同じことに遭遇した人々が、自分の姿を見て、1日も早く不愉快な経験を乗り越えて、素晴らしい生活を迎えられるようになれば」と梁さんは話しています。
梁さんは現在、義足の研究に没頭しています。より多くの身障者が安全で安価な義足を使えるようになることが梁さんの願いです。梁さんが研究開発した義足はほぼ完成し、現在、試着を行っています。梁さんは義足研究室とも連携して、使用中のデータや感想を提供するなどして義足の研究開発に力添えをしています。(殷、柳川)