全米民主主義基金は「第2のCIA」=外交部

2022-05-09 21:58:23  CRI

 中国外交部は先日、『全米民主主義基金に関するいくつかの事実リスト』を発表しました。これについて、外交部の趙立堅報道官は9日の定例記者会見で、「6つの主要セクションで構成される約1万2千字に上るこの資料は、公開報道から集められた数百件の具体例を通じて、全米民主主義基金の本質を明らかにしている」と紹介しました。

 趙報道官は「米国は長い間、民主を道具化・武器化し、民主の名を借りて反民主的行動を繰り返し、分裂・対決を煽り、他国の内政に干渉し、悲惨な結果をもたらしてきた。全米民主主義基金は米国政府の『お先棒』を担ぎ、『民主促進』をカムフラージュに、他国の合法的政府を転覆し、親米傀儡勢力を育ててきた」と批判しました。

 趙報道官は、「全米民主主義基金は『第2のCIA』といえる。同基金は『他国の民主化を支援する非政府組織』などではなく、米国政府に従属し、資金援助の形で非政府組織を操り、米国の戦略的利益のために転覆・潜入・破壊工作を行っている。今後、国際社会は、全米民主主義基金の真の姿を認識するようになり、ますます多くの国がさまざまな形で全米民主主義基金の醜行を世に公表するようになるだろう」と述べました。

 さらに、趙報道官は「今、世界の平和と発展は時代のテーマである。他国の内政に干渉する全米民主主義基金の活動は、いかにカムフラージュしようとも、結局は失敗に終わるだろう」と強調しました。(ミン・イヒョウ、NM)

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