「未来のインターネットに関する宣言」はインターネットを分断し、対立をあおるもの=外交部

2022-04-29 21:33:01  CRI

 外交部の趙立堅報道官は29日に開かれた定例記者会見で、米国やEU、英国、オーストラリア、日本などが共同で、いわゆる「未来のインターネットに関する宣言」を発表したことについて、「インターネットを分断し、サイバー空間での対立をあおる最新の実例だ」と表明しました。 

 趙報道官は、「いわゆる『未来のインターネット連盟』の設立や、『未来のインターネットに関する宣言』を発表したことで、米国および一部の国のインターネット問題における政策の本質を覆い隠すことはできない。すなわち、イデオロギーで線引きし、分断と対決をあおり立て、国際ルールを破壊し、自らの基準を他人に押しつけようとするものだ」と述べました。 

 趙報道官はまた、「米国は民主主義を口実にして、排他的かつ閉鎖的な小サークルを作ろうとしている。サイバー空間は人類共通の活動空間であり、サイバー空間の未来は世界各国が共同で掌握すべきである。各国は対話と協力を強化し、サイバー空間の運命共同体の構築に共に取り組むべきだ」と論じました。(ZHL、鈴木)

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