謝鋒外交副部長、中国とソロモン諸島の安全保障協力についてコメント

2022-04-28 15:05:30  CRI

 外交部の謝鋒副部長は28日、中国・太平洋島国気候変動対策協力センターの開所式にビデオ形式で出席し、スピーチを行いました。最近、一部の国が中国とソロモン諸島の政府間安全保障協力枠組み協定の調印について、デマを飛ばして妨害しています。これを受けて、謝副部長は中国側の厳正な立場を改めて強調しました。

 謝副部長は、「中国とソロモン諸島が自主的に政府間の安全保障協力枠組み協定について協議を行い、協定に調印したことは、二つの主権国家の神聖な権利と、法執行面における通常の協力であり、国際法と国際慣例に合致している。中国とソロモン諸島の安全保障協力はオープンで透明であり、第三者を対象とせず、ソロモン諸島のその他のパートナーとの協力および地域の既存の仕組みと矛盾せず、ソロモン諸島と南太平洋地域の共通利益に合致する。これは、一部の国が小さなサークルを作って裏工作をし、軍事集団をかき集めて軍備競争を繰り広げ、核拡散のリスクを高め、陣営の対立をあおり、地域情勢の緊張化を招くこととは本質的に異なり、雲泥の差がある」と指摘しました。

 謝副部長は、「太平洋は地域国家の共同の故郷であり、誰かの『裏庭』や『領地』ではなく、国際協力の大舞台とするべきであり、地政学的ゲームの競技場ではない」と述べました。(ZHL、野谷)

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