チャイナドレス襟やスパンコール刺しゅうが海外で大人気 注文は秋出荷分まで

2022-04-20 13:49:18  CRI

 今年第1四半期、中国の服装類輸出の成長はやや緩やかになるなか、ウエディングドレスやスーツなどの輸出の勢いが増しています。

 中国東北部の遼寧省大連市の衣料品生産企業の責任者は、「今年に入ってから、受注の回復が良好だ。これまで、受注生産したスーツの輸出は55万点を超えており、昨年同期より78%増えた。海外からの発注は9月出荷分まで入っている」と紹介しました。

 ウエディングドレスは西洋の伝統的な服装として、長年にわたる中国国内での生産とデザインを通じて、生まれ変わりました。ウエディングドレスには中国の要素が取り入れられ、チャイナドレスの襟、スパンコール刺しゅうなどが海外でも大人気です。 

 チャイナドレスのショー

 ウエディングドレスの生産産業は中国南部の広東省潮州市に集中しています。多くの輸出企業の受注は8、9月分まで続いています。潮州市税関のデータによりますと、第1四半期、潮州のウエディングドレスや礼服の輸出額は1億8000万元(約36億2000万円)に上り、前年同期より116%以上増えていることが分かりました。企業側は、「最近の国際原油価格の持続的な高騰により、化学繊維素材のコストも増えつつある。原材料のコストは10%も増えた」と紹介しました。(殷、野谷)

ラジオ番組
KANKAN特集