中国初の海を跨ぐ高速鉄道用低主塔斜張橋 レール敷設が進む

2022-04-18 13:41:08  CRI

 中国東南沿海部に位置する福建省の福州市とアモイ(厦門)市をつなぐ福厦高速鉄道の重要な工事として、湄洲湾大橋のレール敷設が現在、順調に進められています。 

  福厦高速鉄道の湄洲湾大橋は、中国初の海を跨ぐ高速鉄道用低主塔斜張橋です。同橋は福建省の莆田市と泉州市に位置し、全長14.7キロ、うち海域での工事は10.8キロに及び、設計最高速度は時速350キロです。

湄洲湾大橋のレール敷設が順調に進む

 福厦高速鉄道は、中国初の海を跨ぐ高速鉄道で、全長277.42キロ。湄洲湾、泉州湾、安海湾の3つの湾を跨ぎ、全線に計8駅が設置されます。 

 福厦高速鉄道の開通後、福州市からアモイまでの走行時間は1時間以内に短縮されるほか、アモイ市、漳州市、泉州市からなる福建省南部エリアでは30分交通圏が形成され、東南沿海都市の発展に重要な意味を持ちます。(閣、柳川) 

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