「炭素会計」でFISUワールドユニバーシティゲームズのカーボンニュートラル目標達成を支援

2022-04-18 15:25:40  CRI

 国家能源集団が16日に発表した情報によりますと、国家能源集団傘下の大渡河公司は15日から、この夏に成都で開かれる第31回FISUワールドユニバーシティゲームズのカーボンニュートラル目標達成を支援するために炭素会計(カーボンアカウンティング)を開始しました。

 業界筋によりますと、「炭素会計」はカーボンニュートラルの事前作業として、炭素排出データを直接的に数値化できます。また、さまざまな段階における炭素排出のデータを分析することで、潜在的な排出削減可能な部分と方法を見つけ出すことができます。カーボンニュートラル目標の達成、炭素排出権取引市場の運用にとって非常に重要だとのことです。

 同社は現在、今大会の49カ所の競技会場、トレーニング会場や選手村、グリーン交通、開・閉会式などを含む大型イベントなど大会全体について排出炭素量の試算を始めており、競技の組織から運営までのプロセス全体における炭素排出源を明らかにし、関連データを収集、分析して、大会の準備段階から終了までのすべてのプロセスの炭素排出量を求めるとともに、発生する排出炭素量を試算し、排出削減方法を策定して、今大会の排出炭素量を正確に抑制し、炭素排出ゼロの目標実現をサポートします。(玉華、坂下)

第31回 FISUワールドユニバーシティゲームズのメイン会場

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