単一設備容量アジア最大の風力発電プロジェクトが着工

2022-04-16 18:10:03  CRI

 三峡(中国長江三峡集団有限公司)平潭外洋洋上風力発電タワーの建設工事が、このほど正式に着工しました。これにより、単一設備としての容量がアジア最大となる風力発電プロジェクトが、全面的に始動したことになります。

 三峡平潭外洋洋上風力発電プロジェクトは福建省福州市長楽区外洋洋上風力発電所A区の南側の平潭海域に位置し、計画されている総設備容量は100メガワット(MW)で、計11基の風力発電ユニットが配置されます。そのうちの1基である設備容量13メガワット(MW)ユニットは、単一設備としての容量がアジア最大の機種です。

 この発電所は完成後、4億4388万9000キロワットアワー(kWh)のクリーンな電気を毎年供給できるようになり、同じ発電量の火力発電に比べると、標準炭を約13万6000トン節約できることになります(火力発電の石炭消費量を295g/kWhとして計算した場合)。これにより、温室効果ガスの排出を年間37万2000トン削減できるということです。(ヒガシ、謙)

ラジオ番組
KANKAN特集