「神舟13号」は高速帰還モードを採用 乗組員に疲労軽減のメリット

2022-04-16 15:41:13  CRI

 中国の有人宇宙船「神舟13号」の乗組員である翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏の3人が、6カ月間の宇宙滞在を終え、16日に地球に帰還しました。今回はこれまでのミッションと異なり、帰還に際して「高速帰還モード」が採用されました。


△帰還モジュールのキャビン内にいる宇宙飛行士3人

 宇宙飛行士たちは帰還の際、宇宙ステーションを出て宇宙船のキャビンに入ると、フルセットの宇宙服を着たまま狭いシートに座りっぱなしになります。疲労はもちろんのこと、食事やトイレといった問題もあります。しかし今回、「神舟13号」が宇宙ステーションを離れてから地表に到着するまでにかかった時間はわずか数時間でした。これにより、宇宙船のキャビンにいる時間は大幅に短縮され、着陸後の疲労感も大幅に軽減されました。(帥、謙)


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