習近平主席、海南省の文昌発射場を視察

2022-04-14 21:43:10  CRI

 習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は12日、海南省内の文昌衛星発射場を視察しました。

 習主席は発射場の基本状況、ミッションの遂行状況と今後の開発計画についての説明を聴取し、ロケット発射台やその他の施設や設備を視察しました。同発射場は設立以来、「長征5号」と「長征7号」ロケットの初打ち上げをはじめ、一連の打ち上げミッションを成功させてきました。中でも宇宙ステーション「天和」のコアモジュール、月探査機「嫦娥5号」、火星探査機「天問1号」を宇宙に送り込んだことや、「ロケット1基で衛星22台を軌道投入」の中国新記録を打ち立ててきました。習主席はこれらの実績を高く評価しました。

 習主席はその後、宇宙船の組立・試験工場とロケットの水平試験・垂直組立・試験工場を順に訪れ、ミッションの準備状況について詳しく視察・聴取しました。

 習主席は、「計画によれば、中国は今年中に宇宙ステーションの建設ミッションを完了させることになる。貨物宇宙船『天舟4号』、『天舟5号』、実験モジュール『問天』と『夢天』が文昌発射場から打ち上げられる予定だ。入念に準備をし、念に組織し、念に実施することで打ち上げミッションを順調に成功させ、第20回党大会を実際の行動によって成功裏に迎えねばならない」と強調しました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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