北京
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コロナ禍でマスクは日々の必需品となっています。多くの大学が、学生に対し、授業中マスクを着用するよう求めています。中国北西部の甘粛省にある蘭州大学はこのほど、独自のマスクを製作し、学生の間で人気となっています。
蘭州大学のマスクを着用する女子学生
マスクのデザインには、「マスクの名において」「手書き版」「ロゴ版」など複数のシリーズがあります。製作した目的は、感染症を銘記するためではなく、助け合って共に困難を乗り越える日々を記念するためです。ロゴ版のデザイナー、郭敏傑さんは「マスクを着用する日々に楽しみを感じられるよう模様を加えた。人を守るとともに面白さも与えられる。マスクを着用しなければならない日々にみんながいい気持ちになればと思う」と説明しました。
蘭州大学のマスクを着用する飲食業者
マスクは数千枚製作され、医療関係者やボランティアのほか、抽選で教師や学生にも贈られます。「マスクを着ける日々はそんなにつらくはない。共に困難を乗り越えて助け合う日々を忘れてはならない」と感動の声が上がっています。
他の大学でも、学内でアイデアを募集し、独自のマスクを製作する動きがあるとのことです。(殷、柳川)