中国各地で手を携えて支援物資を上海へ

　現在、上海が新型コロナウイルス感染症との戦いで重大な局面を迎えています。全国の多くの地域で米、乳製品などの生活物資や防護服、外科用手袋などの医療物資を集めて上海を応援しようという動きが出ています。

　4月初旬、黒竜江省チチハル、綏化（すいか）、五常（ごじょう）などから40余りの重点物資を積んだ列車を上海へ運行し、米や乳製品などの生活物資1400トン余りが上海に届けられ、感染対策の第一線を支援しました。

　新疆ウイグル自治区および新疆生産建設兵団はドライフルーツやナンなど新疆の特産品10万点に及ぶ物資を準備しました。4月7日16時、第1陣の支援物資がウルムチから車に積み込まれて出発し、夜通し上海に向かいました。

　また、4月8日午前には、支援物資が詰まった10台の大型トラックが湖北省荊州（けいしゅう）から上海に向かいました。今回の支援物資には、医療用防護物資26万点と生活物資2万2000点が含まれています。医療物資は主に防護服と外科用手袋などで、生活物資は荊州の特産品です。（馬げつ、CK）