臨時医療施設で「クラウドコンパニオン」サービス=上海の大学生

2022-04-07 13:45:50  CRI

オンラインで補習を行う大学生ボランティア

 上海で新型コロナウイルスの感染が3月中旬から拡大する中、臨時医療施設で治療を受けている市民の中には2カ月後に大学入試を控える高校3年の生徒もおり、授業の補習が受けられず、志望校の相談ができないなどの問題に直面しています。これに対して、上海市政府の関連部門と上海市青年ボランティア協会、上海市学生連合会は市内8校の大学生ボランティア2385人を動員し、「クラウドコンパニオン」チームを結成して臨時医療施設内の小中学生や高校生向けにオンラインサービスを展開しています。

 中には、復旦大学、上海交通大学、同済大学の3人の大学生がチームを結成し、1人の高校3年生に全科目を指導しているケースもあります。

 また、今回の新型コロナ対策に参加する医療関係者、公安、コミュニティースタッフなど、現場で働く関係者の子どもを対象にオンラインサービスを展開し、クラウド上での付き添いやオンライン授業、自らの健康を保つための指導などを行い、現場で仕事に励む人々の心配事を軽減させるよう努めています。(RYU、野谷)

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