平凡な英雄 太行山の“新たな愚公” 李保国教授

2022-04-02 11:54:01  CRI

 中国の河北農業大学の李保国教授は、名の知られた経済林専門家で、「全国科学技術特派員」でもあります。

 元々は都市部の出身でしたが、大学卒業後の1981年に太行山区の開発事業に参加し、それから太行山で35年間働き続けました。大学教授として果樹園に教室を設立するなどの取り組みもしてきました。

 李教授が植えた数えきれないほどの果樹は、地元に暮らす10万人以上の人々を貧困から救い出し、豊かな生活へと導きました。

 山里で生涯を過ごし、現地に貢献してきた李教授は、2016年4月10日、心臓病で亡くなりました。

 習近平国家主席は2016年6月、彼の功績について「新時代の共産党人の模範」「知識人の優秀な代表」「太行山の新たな愚公」とたたえました。(オウギ、謙)

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