『求是』誌 習総書記の重要文章を掲載

　4月1日付けの『求是』誌は、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が著した「『三農（農業、農村、農民）』問題の解決を全党活動の最重要課題として堅持し、全党全社会が全力を挙げて農村振興を推進する」と題する文章を掲載しました。『求是』は中国共産党中央の理論誌です。

　文章は「貧困脱却の難関を攻略した成果の強化と拡大、農村振興の全面的推進、農業と農村現代化の加速は、全党が非常に重視せねばならない大局にかかわる重大な問題である。新たな発展段階の『三農』関連活動を着実に実行し、しっかりと行わねばならない。『三農』問題を改善し、全局面で主動的になる」と強調しました。

　文章はまた、貧困脱却の堅塁を攻略した成果を農村振興に効果的にしっかりと結びつけることが必要と指摘しました。また、貧困脱却の達成日から5年間の移行期間を設け、移行期間中は主要な支援政策を全体的に安定維持させることや、食糧安全の主導権をしっかりと握り、農村振興を全面的に推進し、着実に効果を出すことを求めました。

　文章はさらに「『三農』活動に対する党の全面的な指導を強化する必要がある。政治面が堅牢で能力がすぐれ、仕事ぶりや行動が良好な農村振興幹部の隊列を築かねばならない」と指摘しました。（雲、鈴木）