王外交部長、アフガン隣国とアフガン暫定政府の第1回外相対話会を主宰

2022-03-31 23:48:30  CRI

 王毅国務委員兼外交部長は3月31日、安徽省黄山市屯渓区でアフガニスタン隣国及びアフガニスタン暫定政府による第1回外相対話会を主宰しました。出席したのはアフガニスタン隣国協調協力メカニズムのメンバー国の外相または代表、さらにアフガニスタン暫定政府のムッタキ外相代行で、カタールのムハンマド副首相兼外相とインドネシアのルトノ外相がゲストとして参加しました。

 王外交部長は第3回アフガニスタン隣国外相会議の状況を紹介し、「山と水がつながっている地域の国として、協力を堅持して対抗をせず、開放を堅持して閉鎖をせず、平等な往来を堅持して強権といじめに反対せねばならない。ウクライナ問題に注目するあまりアフガニスタン問題を軽視することのないよう国際社会に働きかけねばならない。『アフガニスタン人が主導し、アフガニスタン人が所有する』原則を十分に実現せねばならない」と強調しました。

 アフガニスタン暫定政府のムッタキ外相代行は、「外部勢力がアフガニスタンの領土を再び占拠することは決して許さない。いかなる勢力であれ、アフガニスタンの領土を利用して他国に反対することも決して許さない。アフガニスタンは施政の重点を調整し、安定を実現し、発展を推進するために力を集中させている。隣国が暫定政府を1日も早く外交承認することに期待する」と述べ、米国に対してアフガニスタンの海外資産凍結や制裁を直ちに解除するよう求めました。(玉華、鈴木)

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