王外交部長、スイス大統領兼外相と電話会談

2022-03-30 14:19:51  CRI

 王毅国務委員兼外交部長は29日、スイスのカシス大統領兼外相と電話で会談し、双方はウクライナ問題をめぐり踏み込んだ話し合いを行いました。

 王外交部長は「中国は常に、事態の理非曲直に従って自身の立場と政策を決定している。中国は常に、国際社会が和平交渉促進の努力を強化して初めて、外交的あっせんと衝突解決のための余地を勝ち取ることができると考えていて、自らのやり方でそのために貢献し続けていく」と述べました。さらに、制裁を無制限に引き上げることは、コロナ後の回復に苦しんでいる世界経済に追い打ちをかけるだけでなく、矛盾をさらに拡大化、複雑化させることになると指摘しました。 

 カシス大統領は「ウクライナ衝突は、欧州でこの70年余りに発生した最大規模の戦争であり、大量の民間人が自宅を追われて避難生活を余儀なくされ、経済の回復とグローバル化、多国間主義に深刻な影響を及ぼしている」とし、中国と同様に、外交が唯一の正しい処理方法であり、対話と交渉を通じた食い違いの解決を主張していると表明しました。(Mou、柳川) 

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