中国のムークの数と利用者数が世界一

　近年、中国でムーク（MOOC、大規模公開オンライン講座）は著しく発展し、ますます大勢の各年齢層の国民に利益を与えています。教育部の責任者は29日、「2022年2月末現在、中国でムークの数は5万コースを超えており、ユーザー数は8億人近くになった。在学中の学生のうち、ムークを通じて単位を取得した人数は3億人を超えており、ムークの数とユーザー数はいずれも世界一となっている」と明らかにしました。

　中国でムークは2013年に始まり、教育部は「大学を主体に、政府がサポートし、社会が参加する」という発展の様式に従い、総合的および専門的な高等教育公共オンライン講座のプラットフォームと技術プラットフォーム30社以上を発足させました。

　近年、オンライン教育研究センターが成立し、中国ムーク大会、世界ムーク大会を開き、オンライン教育の国際プラットフォーム2つを構築し、大きな成果を挙げています。

 コロナ禍で、中国の大学はムークを利用して、大規模なオンライン教育の実践を行い、感染症による休校危機に対応しています。（殷、野谷）