香港、日本と英国の一部地域からの家禽肉・家禽類製品の輸入を一時停止

2022-03-29 13:51:42  CRI

 香港特別行政区政府食物環境衛生署食物安全センターは28日、在香港英国総領事館および日本の農林水産省からの通報に基づき、住民の健康を保障するため、英国および日本の一部地域からの家禽(かきん)肉および家禽類製品(家禽卵を含む)の輸入を一時停止すると発表しました。通報によりますと、英スコットランド・アバディーンシャー州とイングランド・サフォーク州東サフォークでH5N1型の高病原性鳥インフルエンザが発生し、日本の宮城県でH5型の高病原性鳥インフルエンザが発生しました。 

 食物安全センターの報道官が、特別行政区政府統計処の資料を基に明らかにしたところによりますと、香港は昨年、英国から家禽肉約3860トン、家禽卵約32万個を輸入しています。日本からは家禽肉約3280トン、家禽卵約2億8619万個を輸入しています。

 食物安全センターは、この件で英国と日本に連絡を取っており、国際獣疫事務局(OIE)などからの情報と現地の感染状況に応じて適切に行動する方針だということです。(殷、柳川)

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