中国産の大型ドローン、高海抜地区の電力網建設に活用

2022-03-29 15:00:59  CRI

 中国が独自に開発した大型ドローンがこのほど、雲南省麗江市の作業現場への物資輸送に成功しました。大型ドローンが高海抜地域の工事現場で使用されるのは初めてのことです。

 雲南電網によりますと、標高3000メートルほどの麗江送変電プロジェクトの施工中に、大型ドローンを電力工学材料の輸送に活用し、重さ300キロにも及ぶ送電鉄塔用の材料を作業現場まで運ぶことに成功しました。

 この大型ドローンの最大飛行時間は2時間半で、最高作業標高は4500メートル、有効積載量は300キロです。このような大型ドローンを使えば、2週間以内に1基の鉄塔用の全ての材料を山頂まで運ぶことが可能となり、輸送工期を半分に短縮できるということです。(ZHL、星)

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