BRICS職業技能コンテストが開催

　BRICS諸国（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国）の教育分野での緊密な協力と交流を促進し、高水準で職業教育に特化したプラットフォームを構築するため、中国教育部の主導で、3月から11月にかけてBRICS諸国職業技能コンテストが開催されます。

　 この大会は中国がBRICS諸国の議長国としてBRICSの枠組みの中で主催する第1回の職業技能コンテストです。大会はBRICS5カ国の政府部門の指導により、各国の職業教育の特色と大会開催のためのリソースを調整して構想を最適化したもので、技能五輪国際大会（World Skills Competition）をベンチマークとして、ハイテク製造業、デジタル経済、新規産業、新業態、新技術などの重点分野で機械学習・ビッグデータ、Web技術など20余りの種目が設けられています。開催の目的は5カ国の職業訓練校の教師や学生のイノベーション、協調、組織、協力などの能力を高めることで職業訓練校と企業側との交流や協力の内容を充実させ、BRICS諸国全体の国際化と質の高い技能人材の育成を促進することにあり、5カ国からの数千人の選手がオンラインとオフラインを組み合わせた形で競い合います。（殷、坂下）