北京
PM2.577
23/19
中国外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「台湾問題とウクライナ問題には本質的な違いがあり、比較できるものではない」と強調しました。
報道によりますと、米軍関係者は取材に応じた際にウクライナ問題を台湾と比較し、言われのない「中国の脅威」を喧伝したということです。
これを受けて、汪報道官は、「台湾は中国領土の不可分の一部である。一方、ウクライナは主権国家だ。この両者は根本的に異なる」と指摘したうえで、「米側の一部の人間は下心が陰険であり、台湾海峡で新たな危機を作り出すことを図っている。米国の地政学的戦略と経済的利益のために、台湾海峡両岸人民の幸せと地域の平和、安定を犠牲にしようとしている。台湾はウクライナではない。国の主権と領土保全を守る中国人民の決意は断固としたものである。台湾問題で火を焚き付ける行為は焼身自殺という結末を迎えるだけだ」と述べました。(張、星)