北京
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23/19
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日の記者会見で、「現在、デルタ変異株とオミクロン変異株が『二重の脅威』となり、世界の新型コロナウイルス感染症の症例数が記録を更新し、再び入院者数と死者数の激増をもたらしている」と述べました。
テドロス事務局長は、「オミクロン変異株の伝播性はより強く、デルタ変異株と同時に伝播しており、新型コロナ感染者の『津波』を引き起こしている」と述べ、この状況を非常に懸念していると表明しました。
テドロス事務局長は再び、各国がより公平に新型コロナワクチンを分かち合うよう呼びかけ、人々に対して全面的な防護措置を講じるよう促しました。一方で、2022年に新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)は収束するとの考えを示しました。(玉華、藤井)