北京
PM2.577
23/19
米ニューヨーク・タイムズ紙にはこのほど、米軍が2014年以降、中東の多くの国で行った空爆によって民間人に死傷者が出た際の1300件以上の報告は、中東での米軍の空爆作戦に重大な情報ミスがあり、標的の特定が性急かつ不的確で、多くの児童を含む何千人もの民間人を死傷させたことを示していると報じました。同報道は、米軍の空爆で使われた無人機や精密爆弾などの先進的な軍備は多くの民間人が死傷した原因ではないとする、米政府が強調してきた表明とは極めて対照的です。米国主導による多国籍軍行動で1605人の民間人が死亡したとされていますが、実際の数字ははるかに多く、責任を追及された者はだれもいないとのことです。(ZHL、鈴木)