北京
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国家郵政局は8日、今年の中国の宅配便取扱量が史上初めて1000億個を超えたと発表しました。取扱量は8年連続で世界一だったとのことです。
中国の宅配業界ではすでに8社が株式上場しており、うち3社は年間の宅配便取扱量が100億個以上で、売上高が1000億元(約1兆7800億円)を超えるグループ企業に成長しました。宅配便配達業は1日平均では約7億人にサービスを提供しており、年間で20万人分超の雇用機会を創出しています。
中国の宅配便の年間取扱量、初めて1000億個を突破
地域別では、今年1月から10月までの期間中、東部地域の宅配便取扱量が679億個で、全体の78.3%を占めました。また、中部は124億9000万個で14.4%、西部は63億3000万個で7.3%でした。
中国では現在、1日平均1億個の宅配便が農村部に配達されています。同時に、ますます多くの農産物が宅配便を利用して都市部に輸送されています。宅配便配達業は中国の消費のグレードアップ、経済循環の円滑化、貧困脱却事業の成果固め、農村振興戦略の推進を後押ししています。(鵬、鈴木)