北京
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工業情報化部は11月30日に発表した「第14次5カ年計画ビッグデータ産業発展計画」で、「中国のビッグデータ産業の規模は2025年までに3兆元(約53兆5000億円)を超える。年間平均複合成長率は25%を維持する。現代化されたビッグデータ産業体系が基本的に完成される」との見通しを明らかにしました。
同「計画」は、「原材料、装備製造(大型機械や設備の製造)などの工業4分野において、ビッグデータの価値向上の行動を率先して実施する。通信や金融など12業界でビッグデータの開発と利用活動を行う。コア技術の難関突破に力を入れ、ビッグデータの国家新型工業化産業モデル基地の設置を促進する」などの方針を示しました。
工業情報化部の責任者は、「データの安全管理を強め安全保障能力を高め、発展環境を改善していく」との考えを示しました。
2016年から20年までの第13次5カ年計画の期間中、中国のビッグデータ産業規模の年平均複合成長率は30%を超え、2020年には1兆元(約17兆8316億円)を突破しました。(殷、鈴木)