北京
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国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の参加者は13日、十数日間にわたる交渉の末、将来の気候危機に対応するための新たな合意に達しました。この合意には、石炭などの化石燃料の使用を段階的に削減することや、2015年のパリ協定で定められた世界の気温上昇幅を1.5度以内に抑えるためのロードマップが盛り込まれています。中国は会議後、今大会で得られた成果は奮い立たせるものだと表明しました。
中国は、「大会の成果は『パリ協定』実施のための非常に良い基盤となり、世界が気候変動に対応する新たな道を切り開いた。今回の会議は発展途上国が関心を持つ適応策や資金面での支援などの議題においても一定の積極的な進展を遂げた。中国は関係各方面が約束を実行し、着実かつ実務的な行動をとり、世界の気候変動対策プロセスを推進することを期待している」としています。
さらに「中国は今後もこれまで通り積極的かつ建設的な姿勢で世界の気候変動対策プロセスに参加するとともに、積極的に気候変動に対応する国家戦略を実施し、新たな発展理念を完全かつ正確に貫徹し、中国の気候目標の実現に全力を尽くす」と表明しました。(ZHL、柳川)