＜輸入博＞「リピーター」が語る中国市場のチャンス

　中国という巨大市場と消費レベルの向上という流れにより、「リピーター」はチャンスを見出すことになりました。中国がレベルのより高い対外開放を推し進めていることで、彼らは中国にしっかりと根を下ろし、中国現地での研究開発を強化する信念をさらに強めました。

　ドイツの医療企業ドレーゲルグループ大中華区のガボール・ポリブカ最高経営責任者（CEO）は、「中国国際輸入博覧会に4回連続で参加したことによって、われわれは方向性の指針を得、開発を現地化するプロセスを大いに加速させた。今後2年から3年内に、中国現地ではまだ生産されていない多くの製品を中国市場に投入したい」と述べました。

　シリア輸入館の董晶岩館長は、「かつては中国への輸出比率表に石鹸（せっけん）という商品種は見当たらなかった。今年は驚いたことに、石鹸は対中輸出の11％に達した。つまり、石鹸類の毎年の輸出額がこの表に含まれるようになった。これも、中国国際輸入博覧会がシリアの貿易にもたらした良い変化だ」と述べました。

　オーラム・インターナショナル中国の鄭俊傑CEOは、「輸入博について言えば、中国の国内市場の豊かさに気づくようになった。その過程において昨年、新疆での投資と生産を決めた。我々は、中国政府が中国の市場経済と市場そのものをうまく運営できると固く信じおり、したがってそのことで、中国の消費市場全体を固く信じるようになった」と述べました。（玉華、鈴木）