北京
PM2.577
23/19
秋の収穫も、終わりが見えてきました。農業農村部によりますと、中国全土の秋の収穫作業は約9割が完了し、今年も通年ベースでの豊作がほぼ確実となりました。
関係筋によりますと、豊作が見込まれている秋収穫の食糧に先立ち、今年は夏収穫の食糧と早生品種の稲がいずれも増産したため、中国では18年連続しての食糧増産が期待されています。
中国は今年、6500億キログラム以上の食糧収量の確保をマクロ経済指標の中に初めて導入しています。中央から地方までが食糧生産を重視し、補助金制度の整備、農民のインセンティブの向上などを徹底することで栽培面積を確保するほか、収穫や保管の過程におけるロスの削減にも努めており、これら一連の取り組みが食糧増産につながったとみられています。(Yan、謙)