北京
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米ジョンズ・ホプキンズ大学の調べによりますと、米国における新型コロナウイルスの感染発症者数は米東部標準時10月16日17時21分時点で累計4491万人を超え、死者数は72万4122人に達しました。
英紙「ガーディアン」は、「全世界が新型コロナウイルス用ワクチン不足で悩んでいる中、米国では何百万ものワクチンを無駄にされた」と報じました。米国疾病予防管理センター(CDC)によりますと、米国では2021年3月から9月までに、少なくとも新型コロナウイルス用ワクチン1500万本が廃棄されたとのことです。
同報道は、米ルイジアナ州では新型コロナウイルス用ワクチンが22万4000本廃棄されたと紹介しました。多くのワクチンが開封後に使い切れず、2万本以上が期限切れになったとのことです。ウィスコンシン州では毎日、数千本ものワクチンが無駄になっており、アラバマ州では6万5000本以上、テネシー州では20万本以上のワクチンが廃棄されました。一方、世界では今も、多くの人々がワクチン接種を待ってます。低所得国では7月時点で、新型コロナウイルス用ワクチンの1回目の接種を受けた人は人口のわずか1%でした。(馬げつ、鈴木)