北京冬季五輪まで200日、世界のスポーツ界が開催成功を期待

　北京冬季五輪の開幕まで200日となる19日に、世界中のスポーツ界の人々が相次いでメッセージを送り、北京冬季五輪への期待を伝えました。

国際オリンピック委員会（IOC）副会長兼北京2022年冬季五輪調整委員会のジョン・コーツ委員

　国際オリンピック委員会（IOC）副会長兼北京2022年冬季五輪調整委員会のジョン・コーツ委員は、「東京五輪終了後、世界の眼は再び北京に集まるだろう。北京冬季五輪組織委員会の報告は、北京の準備作業が画期的な高水準に達していることを示している。感染症の脅威に面しながらも、北京は歴史を創り、歴史を書いて、初めて夏冬両方の五輪を成功させる都市となる」と述べました。

IOC委員で世界バドミントン連盟（BWF）のパタマ副会長

　IOC委員で世界バドミントン連盟（BWF）のパタマ副会長は、「2008年の北京五輪の成功経験により、北京冬季五輪も同様に成功すると信じている。タイはウィンタースポーツが大いに発展しているが、自然環境に縛られて選手は海外でしか訓練できないため、タイの選手は開催の1カ月前から中国で適応訓練を行うことになった。中国からの支援に感謝したい」と述べました。

イタリアオリンピック委員会（CONI）のマラゴ会長

　イタリアオリンピック委員会（CONI）のマラゴ会長は、2022年北京冬季五輪を祝福する気持ちを伝え、「コロナ後において、北京冬季五輪が良い雰囲気を作り、人類の再出発の精神を示すことを願っている。五輪は政治的な道具にしてはならないし、条件を付けるべきものでもない」と指摘しました。（殷、坂下）