北京
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中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議は、1978年12月18日から22日にかけて北京で開かれました。会議の中心議題は党の活動の重点を社会主義近代化建設へと転換することでした。
会議では、1979年から党の活動の重点を社会主義近代化建設という方策に移すことが決定されました。また、経済建設問題では成功を急ぐという誤った傾向を是正し、国民経済の重大な不均衡を解決することに注意を払うように要求することが提起されました。さらに農業の発展を加速させ、それを実現させるためには、まず農村の改革を実行し、生産量に連動した責任制を推進しなければならないと定めました。
会議では、党の正しい思想路線の再確認が行われました。毛主席の決定はすべて守り、毛主席の指示にはすべて従う「二つのすべて」という誤った方針を批判し、毛沢東思想の科学的な体系を、完璧かつ正確に掌握して運用する必要性を十分に認め、「真理の基準」に関する問題の討論を高く評価して、思想を解放し、事実の実証に基づいて、物事の真理を追求し、一致団結して前進する指導方針が確定されました。
また、会議は改めて、党の正しい政治路線を確立し、「階級闘争を要とする」という社会主義社会にそぐわないスローガンの使用を停止して、党の11回党大会が踏襲した「文化大革命」中のいわゆる「プロレタリア独裁の下での継続革命」や「文化大革命は今後、何度も行わなければならない」などの誤った観点を否定しました。
さらに会議では、党の正しい組織路線を再び確立し、党の規約や規律、全党の民主集中制を健全化するとともに個人崇拝の受け入れや造り出すことに反対し、集団指導を強化することが決定されました。
このほか、会議は、党の歴史上の重大な冤罪、重要指導者の功罪と是非の問題を審査し、解決しました。
これらの大きな意義を持つ転換は、党が再びマルクス主義の思想路線、政治路線、組織路線を確立し、鄧小平を核心とする第二世代の中央指導グループが形成され始めたことを示すものでした。
この会議において、毛沢東の時代を席巻した「階級闘争」に終止符が打たれ、「経済建設」へ邁進することが決定されました。これが現在まで一貫して追求されている「改革・開放」の幕開けです。
この会議は、新中国成立以降の党の歴史上で、深い意義を持つ偉大な転換と言えます。それは、中国を発展途上の社会主義国家から富強で民主的、文明的な社会主義の近代的国家に変えようとするものでした。