北京
PM2.577
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新たに発表された「第14次五カ年計画」綱要によりますと、向こう5年、社会全体の研究開発に投入する経費は年平均7%以上増加するとのことです。
「第13次五カ年計画」期間中、研究開発に投入した経費は2015年が1兆4200億元で、2020年には約2兆4000億元に増加したとみられています。年平均7%以上の伸び率で推算すれば、2025年に3兆7600億元に達する見込みです。
研究開発経費の増加には数字の増加だけではなく、構造面の変化もあります。「第14次五カ年計画」綱要では、基礎研究経費の投入が研究開発経費に占める比率を5年間で8%以上に引き上げ、価値の高い発明特許の1万人あたりの保有件数を12件とすることが打ち出されました。
専門家は、「向こう5年、研究開発に投入する経費が年平均7%以上増加することは、社会全体の科学技術資源をより大きな力で統合、最適化させ、革新型国家の建設を加速することを意味している」と指摘しました。(玉華、浅野)