北京
PM2.577
23/19
上海黄浦江の西岸は、歴史の中でかつて西洋人や西洋の物が多く集まる「十里洋場」と呼ばれ、栄えてきた。一方、東岸には長きにわたり、荒涼とした風景が広がっており、立ち遅れていた。中央テレビ局(CCTV)ニュースが伝えた。
しかし、かつてはあぜ道や田んぼだった場所が、今では現代化された新しい市街地となっている。2020年、「90後(1990年代生まれ)」の浦東は、30歳を迎えた。
1990年、全国初の金融貿易区が浦東陸家嘴に認可・設立
1991年、南浦大橋が竣工・開通
1992年、国務院による意見付回答により上海市浦東新区が設立
1995年、上海東方明珠テレビ塔の運用開始
1996年、一部外資銀行が人民元業務取扱の試行を開始
1999年、浦東国際空港が完成・運用開始
2002年、世界初となる商用リニアモーターカーが上海浦東に誕生
2005年、浦東新区が全国初の総合セット改革試行地区に指定
2008年、中国一の高さを誇る「上海センター」建設が浦東でスタート
2010年、第41回世界博覧会が上海で開催、園区の約4分の3が浦東に設置
2013年、中国(上海)自由貿易試験区が設立・開業
2016年、上海ディズニーランド開園
2017年、中国初の大型国産旅客機「C919」が浦東国際空港で初飛行
2018年、上海市浦東新区の生産総額が初めて1兆元の大台を突破
2019年、上海証券取引所に科創板(科学創業ボード)開設
2019年、中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区が開業
中国初の保税区から、初の自由貿易試験区まで、さらには特殊経済機能を備えた臨港新片区に至るまで、上海市浦東は、新時代に向けた改革開放の新しい奇跡を創造するために奮闘し続けている。(編集KM)「人民網日本語版」2020年11月12日