【CRI時評】米政治屋は感染症対策の大失敗を反省していないのか

2020-10-30 11:49  CRI

 米国ではこれまでに新型コロナウイルス感染症の感染者が880万人、死亡者が22万人を超えているが、先週は2日連続で1日当たりの患者数が8万人以上増加した。米国政府の感染症の防止・抑制の大失敗を前にして、米国の各界では最近、反省の波が巻き起こっており、米国政治屋が使った各種の「失敗を人のせいにする」手口はすでに通用しなくなっている。

 米国の有名監督アレックス・ギブニー氏らが手がけた米国の新型コロナウイルス対策をテーマにしたドキュメンタリー映画『Totally Under Control(事態は完全な制御下にある)』が先日公開された。この映画は、米国政府の新型コロナウイルス感染症の対応の混乱・無秩序ぶりと一連のミスを整理したうえで、医学専門家、政府官僚やボランティアなどへのインタビューを通じて、感染症の抑え込みの失敗は、技術的なミスというより、米国の政権運営チームの不適切な対応措置によるところが大きいと指摘した。

 同様の例がある。ニューヨーク州のクオモ知事が先ごろ出版した『American Crisis(米国の危機)』は、地方行政長官の視点からニューヨーク州での感染症流行の過程を記録している。クオモ知事は著書の中で、ニューヨークが現在直面している感染症対策の苦境について、米連邦政府は責任を免れることはできないと指摘した。クオモ知事はまた、米政府が中国や世界保健機関(WHO)に「責任をなすりつけている」していると批判し、新型コロナウイルスは「中国ウイルス」ではないとも指摘した。同時に、クオモ知事は中国の感染症対策の成果を積極的に評価するとともに、米国が危機に直面している時に、中国が大量の防疫物資を米国に寄贈したことに感謝した。

 有名監督のドキュメンタリー映画にせよ、ニューヨーク州知事の新著にせよ、彼らが示したほぼすべての資料は残酷な真実を明らかにした。政治的打算がすべてを凌駕するのは、米国政府の一貫した防疫論理だ。

 米国国立衛生研究所(NIH)元職員ブライト氏は、米国は現代史上「最も暗い冬」に突入していると警告した。 米国社会はどこへ行くのか。 感染症と戦うための科学的連帯の正しい軌道にいつ戻るのだろうか。 全米の反省と民衆の責問を前にして、一部の利己的な米国政治屋はまだ反省しないのか。(CRI論説員)

 

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