【CRI時評】合意を忠実に履行することが中印国境危機解決の鍵

2020-09-12 13:27  CRI

 中国の王毅国務委員兼外交部長は現地時間の10日にモスクワでインドのジャイシャンカル外相と会見した。双方は中印国境地帯情勢及び中印関係について率直で建設的な協議を行うとともに、5点の合意に達した。これは人々に現地情勢の挽回に対する希望を抱かせ、国境地帯の安寧の回復と維持にとって積極的な意義をもつものだ。

 実際上、今年4月に中印国境西部のガルワン渓谷で衝突事件が勃発して以来、中国側は一貫して最大限の抑制を保ち、両国間の紛争の平和解決を呼びかけてきた。国境地帯での危機を効果的にコントロールするため、両国は7月はじめに国境地帯での事態緩和について4点の合意に達した。だが、インド軍は8月末、両国が複数のレベルによる会談を経て成し遂げた合意を破壊し、パンゴン湖南岸、レキン峠付近で再び違法に境界線を超えて公然と挑発し、国境の局地情勢に緊張を引き起こした。とりわけ悪辣なのは、インド軍は先日の違法な越境行動の中で、パトロール中の中国の国境警備部隊に発砲し、中印国境地帯で45年に渡って途絶えていた銃声を轟かせて、両国の国境情勢を一触即発の危険な状況に陥れたことだ。

 警戒しなければならないのは、現在インド国内の一部の政治勢力が絶えず中印国境問題を掻き立て、それによって国内の矛盾を転嫁しようと企てていることだ。彼らが絶えず国内の民族主義的感情を煽り、理性を失って多くの反中国政策を打ち出していることは、中印国境情勢の緩和にとってマイナス要因となっている。

 当面の中印関係の困難に直面し、インド側は中国側に歩み寄り、今回達した5点の合意を契機として、約束を忠実に履行し、実際の行動を通じて速やかに国境の緊張した局面を冷却し、中印関係を早期に元の正しいレールに戻すよう推進し、地域の平和、安定と発展を擁護しなければならない。(CRI論説員)

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