北京
PM2.577
23/19
中国国家宇宙局が明らかにしたところによりますと、中国の火星探査機「天問1号」の飛行状態は良好で、燃料バランス、作業状況ともに正常だということです。地表の観測と追跡は安定しており、飛行コントロールとデータの受信もスムーズで、各作業が順調に進められています。探査機は現在、地球の重力圏を離れ、惑星間軌道に到達し、地球からの距離は150万キロを超えています。
北京宇宙飛行制御センターの飛行制御チームと中国空間技術研究院の実験チームは27日、緊密に協力し、「天問1号」探査機が地球から120万キロ離れたところでレンズが地球を向くよう制御し、地球と月の姿を1枚の画像に収めました。画像では地球と月の大きさが異なりますが、いずれも新月の形をしており、広大な宇宙の中で見守り合っているかのようです。(玉華、多部)