【CRI時評】エスパー長官の責任なすりつけは、米軍内の感染状況隠蔽にとどまらない

2020-04-18 17:15  CRI

 米国のマーク・エスパー国防長官は現地時間16日、インタビューに応え、中国は感染症について「誤解を招いた」「不透明」だと攻撃した。

 エスパー国防長官の立場を考えれば、彼の今回の発言から米軍内の現在の感染状況にいっそうの関心を払わざるを得ない。

 同じ日に、米国海軍は空母「セオドア・ルーズベルト」で新型コロナウイルス肺炎に感染した乗員数がさらに増え、現在では検査の結果合計655人が陽性を示していると発表した。これより前、すでに1名の乗員が新型コロナウイルス肺炎に関連した併発症で死亡している。

 さらに深刻なのは、「セオドア・ルーズベルト」以外にも「ロナルド・レーガン」、「カール・ヴィンソン」や「ニミッツ」でも続々と感染例が現れており、これは米国太平洋艦隊の4隻の大型原子力空母が「当たってしまった」ことを意味する。米国メディアは最近、「米軍感染マップ」を発表し、米国41州の150あまりの軍事基地で新型コロナウイルス肺炎が現れており、そのうち状況がもっとも深刻なのは海軍だとしている。報道は、米軍の情報の不透明さが多方面の不満を引き起こしていると指摘している。

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(图解)150あまりの軍事基地で新型コロナウイルス肺炎感染症

 「フォーブス」誌の最新号は、国防総省が新型コロナウイルス感染症について決定的で明確な指示を未だに出せておらず、人々のエスパー国防長官に対する信頼が揺らいでいると指摘した。記事は、エスパー国防長官が新型コロナウイルス肺炎への対応を指導する責任のかなりの部分を、全く準備のない、あるいは準備不足の部隊指揮官に押し付けており、これが米国の国家安全事業全体に深刻な懸念を引き起こしていると指摘している。

 中国は1月3日から米国に対して定期的に感染症情報と予防・抑制措置について通報し始め、1月4日には中米両国の疾病管理予防センター責任者が電話で感染症の状況を伝え合った。1月30日には、中国は米国が世界保健機関(WHO)の組織する合同専門家チームに参加することを歓迎し、米国はすぐさま感謝を表す回答を寄せた。さらに1月末から2月はじめには「ウイルスハンター」と称される米国コロンビア大学のイアン・リプキン教授が中国に視察に訪れた。いわゆる中国の情報が「不透明」などという発言はいったいどこからくるのか。

 また、米国が採った一連の措置からみると、米国疾病予防管理センター(CDC)は1月15日に新型コロナウイルス肺炎に関する警告を発表し、米国政府は1月25日に米国の武漢総領事館を閉鎖して館員を撤収させ、2月2日には中国のすべての国民と過去14日間に中国を訪れた外国人に対して国境を閉鎖した。中国から誤解を与えられたなどという言葉はいったいどこから来るのか。

 歪曲は事実を覆い隠せず、罪のなすりつけもウイルスを追い払えない。米軍内の感染症蔓延はいつになったら底を打つのか。かくも頼りない国防長官に廻り逢って、米軍将兵の生命、安否がなんとも気にかかるではないか(CRI論説員)

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王帅